ビデオ・動画の撮影はフィックス(固定)が基本
ビデオカメラは「動画」を撮るものですが、「動く」のは画面の中の被写体であって、画面(フレーム)自体は「動かさない」のが基本です。必要なとき以外はカメラは固定しましょう。
カメラを動かさずに撮影することを「フィックスで撮る」と言います。
カメラを動かす パン、ティルト、ズーム
基本はフィックスですが、カメラを動かす必要も出てきますよね。
カメラを横に左右に動かして撮影することを「パン」といい、縦に動かして撮影することを「ティルト(チルト)」と言います。「カメラを横に振る、縦に振る」などと言ったりします。
あとは、レンズの力によって被写体に寄っていく(大きく写す)ズームアップ、被写体から離れていくズームバックが代表的な画面の動かし方でしょうか。
パン、ティルト、ズームは必要に応じて使うことはあると思いますが、「これだけはやめましょう」という撮り方があります。
それは「自分が動きながら撮る」ことです。これは避けましょう。
ご覧になったことがあると思います。旅行のビデオで、ずっと歩きながら、上下左右にカメラを振り回して撮られた映像を。見られたものではありませんよね。これは見ていて本当に酔います。
ビデオの撮影は、まずは「カメラを動かさず、自分も動かず」と肝に銘じましょう。